奈良・世界遺産 寺社巡り ~ 薬師寺 [トラベル]
奈良中心部には東大寺・興福寺など世界遺産も多数ありますが、
今までは遠い印象があった奈良市内もけっこう近いとわかったので、
予定を変更して、このエリアは時間があればということで
他のエリアへ足を延ばしてみることにしました。
今回は、4日間有効の飛鳥・吉野までへも行けるフリーきっぷなので、
JR・近鉄・バス乗り放題でどこへでも行けちゃいます。
1日目は奈良中心部の西方にある西の京へ。
まずは薬師寺に行きました。
お寺の南側の中門を入ると、左右には大きな三重塔がそびえ立っています。
東塔は、創建時からそのまま残っていると言われています。
西塔は、昭和に入ってから復元されたもの。
こちらは、歴史を感じる落ち着いたたたずまいの東塔とは対照的で、
色合いがとても華やかです。
そして、真ん中には金堂。
こちらも、大きく華やかで存在感があります。
ここには、大きな薬師如来像を中心に両脇に日光・月光の菩薩像が
安置されています。
旅行前に京都・奈良などのお寺巡りがお好きな方が、仏像を見るなら
薬師寺はお勧めの1つとおっしゃっていましたが、
仏像の表情の美しさ・彫刻の繊細さなどほんとに見入ってしまいました。
今回の旅の中でいろんなお寺を回って、時代によって彫刻の様式も
刻々と変わっているので、仏像の表情などの特徴も様々。
事前にもっと詳しい知識を持っていれば、もっとじっくりと見れたと思いますが、
私のガイドブック程度の知識でもそれなりに堪能することができました。
金堂の後ろにある大講堂も、大きな立派なたたずまいです。
こちらも昭和になって復元されたものなので、華美な感じは目立っていますが、
中門・東西の塔・金堂・大講堂というこの整然とした薬師伽藍様式の大きさ・
美しさは、きっと当時から際立ったものだったのでしょう。
この大講堂にも、弥勒三尊像が安置されています。
そして、裏手には玄奘三蔵院があります。
薬師寺は法相宗の大本山で、その始祖は西遊記で有名な玄奘三蔵(三蔵法師)です。
近年分骨されてこの伽藍が建てられたそうです。
また、ここには、施主の1人である平山郁夫氏によって描かれた
大唐西域壁画があります。
ちょうど一般公開期間中だったので見ることができました。
平山郁夫氏の絵にはシルクロードを描いたものが多数ありますが、
そのきっかけなどの話も、お寺のガイドさんに聞けて興味深かったです。
薬師寺全体がかなり見ごたえがあり、この後の観光が楽しみになりました。
ちなみに・・・
薬師寺のホームページがあります。
歴史など、とても詳しくわかりやすく書かれていますので、
興味があればご覧になってみてください。
写真とってもきれいに撮れています(*^_^*)
私も奈良に行きたいと思っているのですが、なかなか。。
by うさぎ (2009-10-09 13:33)
うさぎさん、コメントありがとうございます。
すっかりとレスが遅くなってごめんなさい。。。
やはり奈良って東京からだと行きにくい場所という感じですよね。
私も今までなかなかきっかけがなかったこともあって、疎遠な場所になっていました。
昔風の町屋の並ぶエリアなどは、予約のみの雰囲気のよさげなレストランなどもあって、今度はもうちょっといろいろと調べて食や雑貨のお買い物などもしつつ行ってみたいと思いました。
by それいゆ (2009-10-23 09:30)