愛・地球博レポ 2nd.Day ～ 瀬戸愛知県館

瀬戸日本館から出て、今度は隣の「瀬戸愛知県館」に行ってみることにしました。

（以下、ネタバレの内容ありです！）

シアター上映が、ちょうど5分後に始まるところでした。
入り口を入ると、まず森の書斎と呼ばれる愛知県の絶滅危機にある動植物を
紹介するコーナーがあります。
ふだんよく目や耳にする名前も多く、比較的自然が多そうに見える愛知でさえ、
そんな状況にあることにちょっと驚きを感じました。
5分しか時間がなかったのが残念。もっとゆっくりと資料などを見てみたかったです。

メインの森の劇場では、約15分間この瀬戸の海上の森に関する映像がオペラ歌手の
歌とともに上映されます。
映像は2シリーズあり、私の見た10:20からの回は森の一瞬というタイトルのものでした。
”もともとは瀬戸が会場となるはずの万博が、どうして2つの会場に分かれたのか”、
”瀬戸会場ではこの自然を守るために、どんな苦労がされたか”
といった万博会場建設に関わることをはじめ、ここ海上の森に住む昆虫や動物など
自然のすばらしさを訴える内容のものでした。
とてもきれいな映像でしたし、私なんかはただ楽しんでいる万博会場には
自然を守るためのたいへんな苦労があったことなど考えさせられることもありました。

シアターを出ると、先ほどの映像で紹介されていた、この愛知県館建設のときに
１本だけ切り倒さずに移植されたコナラの木がありました。
3階にある通路くらいまである高さの木で、葉っぱも青々と元気に育っていて、
あの移植された木がよくこんなに育ったな～と生命力を感じさせてくれます。

（あまりの高さに写真には収まりきりません。。。）

またこの屋根近くの壁には、この辺りの森があったときと同じように
ムササビがやってくるように、そのための3つの穴があけられていたり・・・
ほんとに自然を考えた設計になっています。

展示内容などは地味だけど、自然の叡智の万博テーマにふさわしい
見る価値のあるパビリオンの１つだったと思います。
私がふだん自然の少ない無機質なところで暮らしているからでしょうか。
こういったものを観ると、なんだか優しいほんわかした気分になります。

コメント 2

こんにちは～。
万博の記事に恐縮ですがこちらにコメントさせていただきました。
昨日無事着きました。
ホテルがどこも満室で結局ムスタファのそばのボロ宿になりました。
金曜までいる予定です。
もしお暇があればお茶でもしたいですね。
（ってもっと早く言えばよかったわ。。。）
またのぞきに来ますね。
取り急ぎご報告まで。
by マー (2005-06-28 12:48) 

マーさん、いらっしゃいませ～。
久しぶりのシンガで楽しんでいらっしゃいますかぁ？
ほんと、時間があえばお会いできればいいのですが、今週なにかと予定が入っていて、金曜日の午前中or夕方しか時間がないんですよねぇ。。。
マーさんも行くところがいろいろとあるでしょうし、今回短い日程だから慌しいですよね。
いちおう私のメルアド書いておきます。[e-mail]
明日も楽しい一日を～♪
by それいゆ (2005-06-29 00:31)