シンガポール・ビエンナーレ [イベント@シンガポール]
芸術の秋といっても、シンガポールに秋はなく、芸術にも関心が薄い国ですが・・・
9月から、世界数十ヶ国のアーティストの作品を集めた国際芸術祭「シンガポール・ビエンナーレ」
というイベントが開かれています。
1ヶ所で大々的に展示というのではなく、街の中心部あちこちに少しずつ作品が展示されています。
それも、その場所というのが、オーチャードの大通り、シティーホールのような場所もあれば、
宗教寺院のような場所もあって、”文化と芸術の融合”がなされています。
その融合ということでちょっと興味があったのが、ブギスにあるヒンドゥー寺院と中国寺院。
ここでアートってどんな感じなのか?!?! 見に行ってみました。
まずは、ヒンドゥー寺院であるスリ・クリシュナン寺院。
礼拝堂の屋上に絵が描かれています。
たくさんの人・人・・・ いろんな人種が共に横たわっている絵です。
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そして、集会場の中には、2~3メートルほどのワイヤーで作られたはしごがあり、
よく見てみると、その上下に鏡をおいて、どこまでも上と下に伸びている様子を
表現してありました。
テーマは、”天国へと続く階段”ということ。
こちらは、先日高松宮記念世界文化賞をとられた草間弥生さんという日本人の作品です。
つづいて、お隣の観音堂。
中国仏教寺院ですが、その柱にはちょっとポップな色彩の絵が。
場所を考えると、ちょっと不思議な感じ。。。
この他にも、本堂のお祈りの際に座るじゅうたんは、漢字とアルファベットを融合させた文字の
アート作品なのですが、実際にはお参りしている人が多くて、どんなものなのかは
書かれた説明を見ただけで、はっきりと見れませんでした。
きっとここに来ている人は誰もアートだなんて、思ってないでしょうね(笑)。
たしかに、ここでの作品は建築物や文化との融合ではあるのですが、
場所が寺院ということで、芸術を見るという雰囲気でもなく・・・
柱の絵などにカメラを向けている私を、ナンなの?!というような目で見ていく人ばかりで・・・
まだまだ芸術には関心の薄いシンガポールでは、このイベントはどうなのか?
成功するのかどうか、ちょっと疑問にも思いました。
ワタシとしては、私自身も芸術的センスがない人なので、こういうのを見ると
その発想などとても興味深く感じました。
11月12日まで後2週間ほどやっているので、他の場所の展示も、時間があれば
見に行ってみたいと思います。
天国への階段は、生で見てみたいです♪
ファンタジーな気分になれそう。。。
by マリンかもめ (2006-11-01 23:54)
私も天国への階段に興味あり~! 他のも結構キレイですね。
今回、友達と一緒に行くのですが、彼女はこういうアートものが好きなので、ちょうどいい!と思ったら、12日で終わってしまうのですね。残念。
予定は23日~28日です。 高島屋のツリーが今から楽しみ♪
オーチャードあたりですれ違うかもしれませんね~。(^ ^)
by ティー (2006-11-02 14:05)
> マリンかもめさん
nice!ありがとうございます。
パッと見はただの電飾付きのはしごなのですが、鏡を使っているとはいえ、どうやってこんな長く見える仕掛けになっているのか・・・
ちょっと不思議な感じですね。
たしか、日本でも以前ビエンナーレってあったかと思うのですが、どんなものが展示されていたのでしょうね。
寺院などの融合アートは別として、こういうはしごのようなものはありそうな気も・・・。
> ティーさん
こんにちは~。今月の訪星決定されたのですね。
ビエンナーレは終わってしまうので、アート好きのご友人には残念でしたね。もう少し長くやっていれば・・・。
こちらはクリスマスの飾りつけ準備も着々です。
オーチャードロードのイルミネーション用の飾りも、高島屋の大きなツリーもほぼ完成しています。
楽しみにいらしてくださいね~☆
by それいゆ (2006-11-03 00:51)